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朝早く会社に行く気にならない
仕事に飽きてしまった場合、その前兆となる気持ちや行動の変化があります。では、どのような変化があった場合が「仕事に飽きている」サインなのかをご紹介します。
これまでは、30分前や1時間前には出社して、その日の準備や日中の業務中にはできない雑務をこなしたり、新聞やネットでその日の情報をチェックしていたのに、ある日を堺にいつもの時間に起きられなくなるという場合があります。
もちろん、体調が悪いわけでも無いし、特別夜更かしをしているわけでもないのですが、何故か早く起きる気力がなくなり、「始業にまにあえばいい」という状態になるのです。
これは、それまでの仕事に対する緊張感が下がっていることが理由である場合が多いのですが、場合によってはその仕事に飽き始めている場合があります。
何か問題が起きても大体のことは対応できるし、一定の成果も出る。また、その仕事に対してそれ以上突き詰めてもスキルが上がる気がしない場合(既に一定のレベルに達している)にこのような状態になることが多いのです。
喜怒哀楽がなくなる
人は初めて経験することに対しては感情が大きく動く傾向にあります。仕事においては、初めて味わう達成感や成功に喜んだり、逆に失敗や思い通りにいかない事に落ち込んだりします。
しかし、一通りの事を経験し、それを何度か繰り返していく度に徐々に感情の振れ幅は小さくなり、刺激が少なくなっていきます。
これを「安定」と考えてポジティブに受け止める場合もありますが、人によっては「刺激の少ないつまらない状態」と感じることもあります。そうなると、物足りなさを感じてその仕事に飽きてくる可能性があります。
意見を言わなくなる
この状態は、「意見を言えない」のではなく、あくまで「言わない」状態です。本心では思ってもいなのに場の流れに身を任せて周囲の意見に合わせる場合も含みます。
要は、その仕事に対して「どっちでもいい」とか「どうでもいい」という状態になっているのです。本来であれば、自分が正しいと思ったことであれば、多少の摩擦や反対意見がでたとしても、その議論に参加している責任として思っていることは言わなければならないのですが、それを放棄している状態です。
これは、仕事に飽きている場合もありますが、別の問題として「その会社やその組織で働くこことに飽きている」可能性があります。「どうせ意見を言ったところで聞いてもらえない」と諦めているのです。
そんな状況で働くのは誰だって楽しくありませんし、自分の存在意義を感じることができないため、モチベーションを上げるのは難しくなります。
モチベーションが上がらない
モチベーションには常に高いということはありません。常に上がったり下がったりを繰り返すため、下がること自体は問題はないのですが、下がる一方で上がることがなくなってしまう時があります。
モチベーションが下がった状態とは、
- チャレンジ精神がなくなり、リスクやデメリットばかりを意識してしまう
- 行動的でなくなる
- 一度やると決めたことも途中で諦めてしまう
- できない言い訳を探すようになり、自分を守ることばかりを考えてしまう
このような状態にこころあたりがある場合は、モチベーションが落ちたままになっている可能性があります。通常であれば、時間が経てば自然とモチベーションが上がり、このような状態から脱出できるのですが、そもそも仕事に飽きている場合は環境が原因であり、その環境が変わらないためモチベーションの低い状態が続いてしまう場合があります。
ひらめきがなくなる
「ひらめき」とはどのように起こるのでしょうか?私は脳科学の専門家ではないのであくまで一個人の意見となりますが、まず第一に関連する知識をコツコツと頭にインプットする作業が必要になります。これは本を読んだり、人に相談したり、ネットで情報を探したりといった地道な努力が必要になります。常にアンテナを高く張っている状態です。
そして、仕事中はもちろん、仕事以外の時も頭の片隅でその事を常に考え続けていることで、何かのキッカケで「ひらめく」ことがあるのですが、この「コツコツ情報収集」、「アンテナを高く張る」、「常に考え続ける」とういのは、その仕事に対して情熱がないとなかなかできません。誰かに言われたからやるのではなく、自分自信が主体的に取り組んでいる状態です。
つまり、それまでいろんな事をひらめき、アイデアにあふれていた状態から、ピタッとひらめきがなくなるということは、情熱をなくしてしまいひらめくための準備や行動が出来ていないことが原因の可能性があります。
これは、その何らかの理由でその仕事に飽きてしまったことが原因の可能性があります。
夢中で頑張っていた時を懐かしく思う
「あの頃は頑張ってたな~」なんて言いながら少し前の自分を懐かしく思うことは無いでしょうか?そんな発言が出た時は要注意です。裏を返せば「今はそこまで頑張ってないな」ということなのかもしれません。
仕事では、役職が上がったり、役割が変わることで「頑張り方」が変わることはあります。例えば、新卒時代はがむしゃらに体力勝負で頑張っていたけど、中堅や管理職になり知的労働に変わっていくという場合などです。もし、このようなことであればあまり心配はないのですが、懐かしんでいる時代と何ら変わらない業務をしているのに、”あの頃が懐かしい”状態になっているのであれば注意が必要です。
同じことの繰り返しでその仕事に飽きてしまっている可能性があります。
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