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飽きてしまった場合にどのようにモチベーションを上げればよいのでしょうか?自分自信で出来ることを幾つかご紹介します。
出来る事を増やす
これは、【飽きてしまう原因】でお伝えした「承認欲求が満たされない」ことへの解決法と言えます。「出来る事を増やす」というのは、例えば営業職の人がITの知識を身に着けたり、事務職の人がExcelの関数のエキスパートになったり、販売職の人がアドバイザーの資格を取得するなど、現在の業務を軸として「必須ではないけどできたら理想だよね」という事を身につけることをさします。
こうすることで、まずは「その他大勢」とうくくりから抜け出て、あなただけの特殊能力を身に着けた状態となります。これによってまず周囲の評価が変わると同時に、「あなたにしかできない仕事」が見つかる可能性が高いのです。
重要なのは、「出来ることを増やす」ことで人との「違い」を自ら狙って作っていくことと、その「違い」が周囲に求められるという点です。
「人に認められるには?」と考えるとなかなか答えが見つからなかったり、ハードルが高くなってしまうのですが、違いを作ることはそんなに難しいことではありません。
自ら魅力的な目標を作る
これは「環境への魅力」を感じない時の対処法です。会社や組織といった外部環境に魅力を見つけられないのであれば、自らが魅力的な目標を立てれば良いのです。
例えば、「現在の職場で偉くなり、自分が組織を束ねることで『魅力がない状態』を変えて、部下や他の社員たちにモチベーション高く働ける環境を作る」などは素晴らしです。
また、人生設計での目標として、「10年後までに年収1000万円を達成する」と目標を掲げて、そのために頑張れば、環境に左右されずにモチベーションを維持することができます。
もし、自分自信の目標を立てたとして、今の会社に所属することがその達成を妨げるのであれば、思い切って転職をするのも良いと思います。例えば、自分の掲げた目標やビジョンが時に会社の理念と相反してしまう場合があります。
このような場合は、すぐに問題が発生することは無いのですが、考え方や志向の違いは、徐々に自分と会社の間に溝を作り、気づいた時にはその理想の違いから大きなストレスを感じるようになったり、今の会社での評価を得られなくなってしまう場合があります。
このような場合、無理に会社に合わせる必要はなく、今の自分にあった会社を探す方が幸せなのではないでしょうか。
やりたい事ができる部署に異動
これは、「自己実現」をするための方法になります。もし、今の仕事以上に魅力を感じる部署が他にあるのであれば、自ら移動願いを出すのも一つの方法です。会社内での異動というのは、会社が一方的に決めるものとして受け身でいる人も多いのですが、当然自分から希望を出すことは決して悪いことではありません。
会社からしても、社員全員に希望を聞いている時間はないのですが、自ら積極的に意見を伝えてくれるのは手間が省けて助かる場合もあります。また、他の社員が主張をしない中で積極的であるとポジティブに捉えてもらえる場合もあり、「任せてみようか」となる可能性もあります。
「どうせ自分の意見なんか」と諦める前にまずは行動してみることをおすすめします。それによって環境が改善されれば、よりモチベーションの向上に繋がると思います。
転職するのもあり
試行錯誤し、様々な方法を講じても以降にモチベーションが上がらない場合は、転職して環境をガラリと変えることも必要です。まず、会社を変えて「未知の領域」に踏み込むだけでも「飽きてしまった」状態は改善できるのではないでしょうか。
「飽きる」のは自然なこと
昔は、現在のよに機械技術やITが無かったため、職人のような人が一生をかけて一つの技術を極めてものづくりをするというのが、社会人としての在り方だったと思います。
しかし、現在では多くの技術が機会に取って代わり、ITの発達で世の中のトレンドは凄まじいスピードで変化しています。つまり、一つの事を一生かけてやる必要もなく、またそれをしていると5年や10年で時代遅れとなる可能性が高いのです。
仕事が同じことの繰り返しで、そのことに面白みを感じなくなる。または、時代についていけていないという感覚からその仕事に魅力を感じなくなり、「飽きた」と思うのであれば、それは正しい感覚であり、我慢することではなく、解決するべき状態なのではないかと思います。
「飽きたから転職」は悪い事ではない
まず、「仕事に飽きてしまう」ということが一見後ろめたい事だと思う人もいるよようです。「仕事は遊びじゃないのだから、「飽きた」なんていう理由で手を抜いたり、ましてや転職をするなんて無責任だ!」という考え方もあり、悩ましいところなのではないでしょうか。
しかし、一昔前は行きていくための手段であった仕事も、多少目的が変わり自己実現や承認欲求を満たすための手段いなってきています。特にまだ家庭を持っていない若い方にとってはその意味合いが強いのではないでしょうか。
つまり、現在では仕事に対して収入だけでなく、やりがいや自分らしさといった価値観を求めるようにり、「充実感や満足感を得られているか?」がその仕事を続ける上での重要な要素となっているのは必然だと思います。
その結果、「満足感を得れない=飽きてしまったから仕事を変える」というのは自然な流れのように思います。
辞める前に確認すること
では、いざ転職をする場合に本当に「飽きたから」と言う理由だけで会社を辞めてしまってよいのでしょうか?答えは NOです。
今回その仕事に飽きてしまったのはもう過去の事ですが、大切なのは次の会社は同じように飽きてしまわないように慎重に選ばなければなりません。20代の内は社会の事も、自分自信の事もきちんと理解出来ていないことは仕方ないとしても、20代後半や30代になって同じ事を繰り返すのは避けなければなりません。
そのためにも、今回「何故仕事に飽きてしまったのか?」「どうすればモチベーションを維持できたのか?」といった要因をきちんと整理し、それを踏まえて次のしごと選びに生かさなければなりません。
また、それは転職活動をする上での「退職理由」や「志望動機」に繋がるものです。間違っても、次の会社の面接で「飽きたんで辞めましたー。なんか面白そうなので応募しましたー」などと言った日みは絶対に転職先は見つかりません。
「仕事に飽きた」という事自体に罪はないのですが、それを期にきちんと自分と向き合って「自分が何を求めているのか?」を考えるキッカケとすることをおすすめします。
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