20代にありがちな仕事を辞めたい11の理由と対処法<前編>

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20代にありがちな仕事を辞めたい11の理由と対処法<中編>

20代にありがちな仕事を辞めたい11の理由と対処法<後編>

辞めたい理由とは

「もう会社辞めたい…」働いていれば、だれにでもこんな時はありますが、それを人に相談したときに「なにがそんなに嫌なの?」と聞かれ、うまく説明出来ないときってありませんか?

もし転職などを考える場合は、何が本当の辞めたい理由なのかをきちんと突き止めておかないと、次の会社を選ぶ歳に、また同じ失敗をしてしまう可能性もあります。

また面接では必ずと言っていいほど聞かれる「転職理由」はまさにこの”辞めたい理由”ですので、改めてきちんと整理する必要があります。

理由がない・わからない

辞めたい理由を改めて考えると、「あれ、なんで辞めたいんだっけ?…」と明確な理由が出てない場合があります。ただ、出勤する毎日が辛く、ストレスであることだけは間違い無い。

この場合、きちんと理由を明確にするためにも、少なくとも1週間、できれば1ヶ月程度の日記を付ける事をオススメします。できればストレスや嫌だなというネガティブな感情を抱いた瞬間に、

  • その時の気持ち(怒り、不安、屈辱、退屈、などのマイナス感情)
  • その気持ちになったキッカケ

をメモします。スマホでもノートでもなんでもいいですし、自分がその時の事を思い出せればいいので、きれいな文章で書く必要はなく、走り書きで構いません。文字として書き出すことで整理されますし、あとで振り返れることが重要です。

そして後から振り返り、客観的に自分がどんな時に今の環境への不満を感じるのか、その共通点を探します。多くの不満の根源となっている部分が見つかれば、それを排除したり、それを自分が求める理想の形に置き換えることで解決するのですが、その1つの手段が転職になります。

甘えなのかも?

誰しもが一度は悩んだことはあるのが、辞めたいと感じた時に、「これは自分が甘えているだけなのかな?」「現実から逃げているだけなのではないか?」という自分への戒めです。これは特に20代の若い人(特に新卒で入社した最初の会社で)にありがちな葛藤だと思うのです。

しかし、これも考え方1つで大きく変わります。「逃げる」という言葉が、とても自分が悪いことをしているような印象を受けますが、「回避する」と置き換えたときには、1つの賢い選択肢になると思います。

また、「甘え」と言われると自分が人間として未熟なように聞こえます。「働くのは嫌だけど金はくれー」と言っているのであれば甘えですが、「いろんな会社、いろんな仕事がある中で、今の仕事が自分に合っていない可能性がある」と、きちんと分析できれば自分の感情に向き合っているだけという捉え方もできます。

会社は一個人の人生のことは考えてくれません。あなたの人生やキャリアを本当に考えてくれる人はあなたしかいないですし、どんな環境がベストなのか答えを出せるのもあなただけです。周囲を気にしたり、アドバイスに耳を傾けるのは良いことだと思いますが、自分の人生を他人に委ねてしまうのも実は無責任なことだと思います。

私自身転職の経験がありますが、当然会社への不満が理由での転職もあります。実際にその立場になった人間として言わせてもらえば、不満を理由に転職するよりも我慢して会社に残る方が楽な選択です。とりあえず仕事はあるのです。

また自分の周囲の人間が転職するのも多く見てきましたが、退職時に「そんな退職理由は甘えだ!」と言われていた人が転職先で花開き、生き生きと働いて評価や収入も上がった例は多く見てきました。

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