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限界を感じる時のサイン
仕事で忙しかったり、上手く行かないことが続くと自分の限界を感じる瞬間があります。忙しさや緊張感、逆境といったものは、時にはやる気の源となる場合もありますが、限界を超えてしまうとやはり耐えられなくなり仕事どころではなくなってしまう場合もあります。
では、どんな状況が限界のサインなのか?
「無理かも」と思う瞬間が連発
仕事をしていると、精神的にも肉体的にも疲れてしまうことは多々起きます。中には「本当に無理だ」と思うこともあると思いますが、人は強いもので、その無理な状況でも一つのことであれば大抵のことはなんとか凌ぐことができます。
しかし、無理だと思うことが同時多発的に起きたり、一難去ってもまたすぐに同じくらい辛いことが起き、それが立て続くようなことがあると本当に限界を超えてしまう場合があります。
また仕事での災難とプライベートでの災難が重なった場合などは、公私ともに気の休まる時間が無くなり、辛い状況からの出口や逃げ場がなくなってしまいます。
このような場合は本当に限界に達してしまう可能性があります。
辞めたいと人に漏らす
普段辞めたいという言葉を人に言わない人が、思わず口からこと言葉を発する時は限界の一歩手前の可能性があります。
「辞めたい」という思考になっている状況は、目の前の問題や辛い状況に対して完全にお手上げ状態であると想像できます。
また、おそらくこの言葉を吐く背景には、「でも辞めれない」と心の底では思っており、八方塞がりの状態に陥っているからだとも考えられます。仕事は物理的にはやめようと思えばいつでも辞められるものですし、少しでも嫌だなと思ったらためらいもなく辞めてしまう人も中にはいます。
しかし、この言葉が出るということはそれができない人です。もう限界だとわかっていても、そこから逃げ出せないからこそ助けを求めるようにこの言葉を漏らしている可能性があります。
ストレスが体調に出る
限界の一歩手前では、それが体や体調に出ることもあります。
- 朝起きれない
- 毎日のように腹痛や頭痛が襲ってくる
- 蕁麻疹が出る
- 耳が聞こえなくなる
- 手足がしびれる
- 貧血になる
- 気温が高くないのに大量に汗をかく
- 口内炎が大量にできる
これらは仕事で過度なストレスをおった人に実際に症状がでているところを見たことがあります。精神力でなんとか耐えていたとしても、体がその辛さに耐えられなくなっている状況だと思います。
感情がコントロールできなくなる
精神的にも身体的にも限界が近い状態にあると、感情面がコントロールできずにちょとしたことでイライラしたり、落ち込んだり、悲しくなったり、不安になったりと、少しの刺激でネガティブな感情になりやすくなる場合があります。
また、その状態にある時には本人はその異変に気付きにくいということもあるようです。正常時の状態を知っている人に「最近変だよ」などと言われた場合は、無理をしすぎていないか注意をした方がよいかもしれません。
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